ゆらめく資産の記録

AMDのQ3決算発表前にいったん全部売却した

AMD株をいったん全部手放しました。10月13日に$14.29と、この3ヶ月くらいでいちばん高いところで売れて、AMD株単独の成績は通算で+$528の黒字となりました。

理由としては、Q3の決算が今週の現地時間24日の引け後(日本時間だと25日早朝くらい?)に予定されていますが、これがたぶんさほど振るわないだろうと見越してのことです。Q2の決算発表時にLisa Su CEOがどのアナリストよりも強気のQ3予想を打ち出しましたが、たぶんこれには届かないんじゃないかなと思います。

AMDのQ3の動きといえばRyzen 3、Ryzen Threadripper、VEGAの発売ですが、たぶんVEGAがあんまり伸びず、Ryzen 3も好調なものの期待には届かず、Threadripperもまだ大手が採用し始めるフェーズではないので大きく貢献することもないだろうという予想です。既存の製品、つまりRyzen 7と5は引き続き堅調だろうと思います。そしてVEGAが微妙ということは、なぜか暗号通貨とAMDを結びつけて考えるのが好きな投資界隈ではネガティブに捉えられて格付けや目標株価を引き下げられる可能性があり、それに連れて株価もたぶん一時$11くらいまで下がるんじゃないかなーと考えています。断るまでもなくこのパラグラフはすべてただの推測ですが、自分の考えが正しいかどうかをあとで検証するために必要以上に細かく書いています。

今週の決算はこのようにネガティブなものになるだろうと思っていますが、同時にその次の決算は好調なものになるだろうとも思っています。待望のRyzen Mobileが発売されるし、Threadripperを本格的に採用するベンダーも出てくるかもしれません。IntelはCore i9のようなおためごかしだけでまだ対抗製品と呼べるものを出せていないので引き続きRyzenシリーズが受け入れられるでしょう。株価が高い今のうちに売っておいて、Q3決算を受けて下がってきたところで買い戻し、次の決算で収穫しようという目論見です。読みに反して今回の決算が好調だった場合は、僕はAMD株に向いてないということで別の銘柄でも買います。