トランプ当選後に一気に円安が進んで、1ドル100円強だったのがいまや117円にまでなりました。なんでこのタイミングでドルに替えるんだアホかという声も聞こえますが、なんとなく根拠もなしにドル安円高にはならなそうと思っているのと、米国の利上げが今後順調に進んでいきそうなのもあって、今からドル建てMMFをやっていくのは案外悪くないんじゃないかなと思っています。

そもそもなんでこのタイミングでドルを買うのに躊躇するのかというと、あと1ヶ月ほど早くやってれば10%引きだったのにという一種のサンクコストへの思いなのではないか。サンクコストは無視するに限るわけで、今後ドル安は起きそうにないと思うのであれば過去は忘れて今後のドル高を想定して動き、その判断に殉じて派手に玉砕するのが誠実な態度というものでしょう。

買ったドルはいずれ米国株、というかバンガードのETFあたりに替えていこうと目論んでいます。資産全体の米国傾斜が過ぎる気もしますが、まだまだ資産総額が小規模なので、長期分散投資でこぢんまりと構えるよりは資産を偏らせて大魚を狙うほうが合理的といえるのではないかとも考えています。